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『ウィーン旅の雑学ノート』
オーストリアの首都ウィーンは、1998年に初めて足を運んでから、今年の2月の訪問で10回目となりました。私がウィーンを巡る時の強い味方となってくれた一冊の本がありました。山口俊明さん著『ウィーン 旅の雑学ノート-ハプスブルクの迷宮を極める-』。1996年発行なので、最近は新刊で買うこともできず残念に思っていました。
なぜ10回もウィーンに行ったかというと…
私の住む札幌から欧州に行く場合は、今では[千歳→成田→欧州]という乗り継ぎが普通です。全日空の07:45発成田行が出来て、本当に便利になりました。かつて(1998~2003年頃)は、この朝イチの千歳→成田直行便がなかったため、一度羽田に出てバスで成田に向かわざるを得ず、交通渋滞や羽田行きの飛行機遅延などで、何度か乗り遅れそうになったものです。
そんな中で、唯一、北海道からの朝一便で同空港乗り継ぎ可能だったのが、[千歳→関西→ウィーン]でした。真っ赤な制服のOS(オーストリア航空)は、さほど大きくない航空会社ということもあってアットホームな感じで、搭載ワインもおいしく、ウィーン自体が魅力的なこともあって、ウィーンを起終点に欧州旅行することが続きました。今は、かつてあった全日空の成田発ウィーン経由パリ便(週1回だけ運航!)も、OSの関西~ウィーン便も廃止されてしまい、隔日の感があります。

ウィーンは、札幌とほぼ同程度の人口規模なのですが、都市交通の充実度は比較になりません。路面電車やバスで街をプラプラ巡っているだけで楽しい。チョッと疲れたらカフェでお茶して、夜はホイリゲに行って…というステイを繰り返していました。
その時に、バイブルとして活用していたのが、山口俊明さんの『ウィーン 旅の雑学ノート』(1996年、ダイヤモンド社)です。この本を頼りにカフェ、ワインケラー、ホイリゲを回り、私をアチコチの小さな小路に誘ってくれたのです。
路面電車で行くことができる観光客にもおなじみのグリンツィングだけではなく、バスでしか行けないNeustift am Waldeにもちょくちょく行ようになったのも、この本のおかげでした。すでに手垢で真っ黒になった本を見ていると、交通局のキップ売り場で「ふぇあけーあすりーにえんぷらん びって」と拙いドイツ語で交通地図(街歩きをするのに必要不可欠)を入手していた頃を思い出します。
Wien本1

今年の旅行でも、この本を読み返しながらウィーンの街を巡ってきました。12年も前に書かれたものでありながら、記述に少しも古さを感じさせません。筆者のこだわりの的確さはもとより、やはりウィーンの時の流れは、ド~ッと時間が進んでゆく日本とは違うようです。

今日、ふと書店に寄って紀行文コーナーを何気なしに見てみると、新刊らしいウィーンの本が並んでいました。手にとって中身を見ると、どこかで見たことのあるような地図が載っているではありませんか!
「地球の歩き方」GEM STONEシリーズの21巻として、最新データを盛り込んで、さらにカラー写真まで満載して、再装版として登場しました。
Wien本2

旧版では、本文・写真ともにモノクロでしたので、見やすさは格段に向上しました。その反面、著者のこだわりのミニ情報が、ほとんど落とされてしまったのが惜しまれます。古本で旧版を手に入れて、両方見比べてみると良いでしょう。
いずれにしても、下手なガイドブックを買うより、この一冊がオススメ。ウィーンを徒歩+公共交通で巡るには最適です。


ウィーンの滞在中は、必ずホイリゲにワインを飲みに行きます。何回かに一度は、ウィーンの森の丘に登って、葡萄畑に囲まれ街とドナウ川を見下ろすホイリゲを訪れます。
□本文p238脚注
個人的には、冬(ウィーンでは11月~3月と考えたほうがよいだろう)をはずした季節の黄昏時、アルプスの冷気が急に葡萄畑に下りてくる時刻に森歩きを終えて、葡萄畑に囲まれたこの2軒のいずれかのホイリゲで1/4Lのジョッキーを傾けるのが最高の至福の時と思う。あと人生で何回この快楽を味わえるのだろうか。

『ウィーン 旅の雑学ノート』に書かれていたルートを忠実にトレースしてみると、私も全く同じ思いを抱きます。そして、この一時を大切にしたいと思うのでした。
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