2006年8月上旬に、14泊の日程で欧州のまちづくりの現場を訪ね歩いてきました。訪問地域は、ドイツ・ルールRuhr、スペイン・ビルバオBilbao、ドイツ・フライブルクFreiburgの3カ所。その中で、幾つか心に残った風景をご紹介します。
まずは、初訪問国のスペインからは、ビルバオでのバル(Bar)三昧の日々。

まずは、初訪問国のスペインからは、ビルバオでのバル(Bar)三昧の日々。

バルBARとは、日本で言う飲み屋の「バー」とは違って、スペイン版のカフェのようなもの。街のあちこちにあって、コーヒーから酒、タパという一口つまみまで、チョコチョコと飲んだり食べたりできる気軽な飲食店です。
「まちのホッとステーション」とは、日本のコンビニのキャッチフレーズですが、このバルこそ、まさに“ホッとステーション”。
おっかなびっくり入った一軒目ですっかりBARが気に入ってしまった私は、4泊のBilbao滞在中、朝から晩まで一日7回くらいのペースでバルに通いました。
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なにせバル初心者のため、どのようなメニューがあって、どう振る舞ったら良いのか良くわかりません。大学では第二外国語でスペイン語を選択していましたが、卒業後20年を経て、数字さえも1(ウノ)、2(ドス)、3(トレス)、4(クワトロ)…どまりの記憶しかありません。『地球の歩き方』でも、バルでの作法を丁寧に解説してくれていません。
そんな私に強い味方となったのが、川口剛さんの『スペインのBARがわかる本』。デュッセルドルフからビルバオへ飛ぶLufthansaの中で、この本を熟読してお勉強した甲斐があって、スッとパルの世界に入って行くことができました。
スペインのBARがわかる本―グラナダ・バルの調査記録報告書 / 川口 剛
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定番のビール(Cerveza セルベッサ)の他に、良く飲んだのが、アイスコーヒー(cafe con hielo カフェ コン イエッロ)。写真は、最終日に試してみた、アイスカフェオレ(cafe con leche,con hielo カフェ コン レーチェ コン イエッロ)です。

その他、赤ワインを炭酸水で割った発泡酒(Tinto de verano ティント デ ベラーノ)も、夏向きでスカッと爽やかでした。

いずれも、飲み物とタパ(つまみ)で2ユーロ程度、コーヒーだけだったら1ユーロちょっとという気軽さで、一日に何回も出入りできます。
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一日に4回は通ったのは、旧市街にあるホテルの向かいの「Bar BIZKAIA」。朝から夜まで、混んだり空いたりしながら、いろいろな人が出入りしていました。

この「Bar BIZKAIA」は、旧市街にあって家族経営の庶民的なBarですが、店員がこざっぱりとした身なりのチョイ高級Barなんてのもあります。

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川口剛さんは著書の中で、Barの意味について、次のように述べています。
…様々な問題を抱えながら人々が集団で生活する「都市」という社会の中で、家族という単位を構成する「家」の外部に在りながら全くの外部ではない、つまり私でも公でもない中間的な位置に存在し、人々が自分に属する領域として捉えながらも共存者との互いの存在を確認し合うことができる、いわば「第二の居場所」としての役割を果たしているからではないかと考えられる。そして、人々はこの存在を通じて、自分たちの住む−あるいは働く−地域への愛着を感じ、結果として、徒歩圏の地域内に「バル・コミュニティ」とでも言うべき人々の繋がりを生み出しているのでないだろうか。(前掲書p126)
川口さんの主張を「まさにそうだなぁ!」と実感しつつ、後ろ髪を引かれる思いで、Barのあるスペインの地を後にしたのでした。
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スペインに行かない限り、Barを体験できないのか…と残念に思っていたところ、札幌で嬉しい知らせが待っていました。
川口剛さんが主宰している札幌の市民団体「まちばる」で、2006年9月7日(木)〜10日(日)に、さっぽろタパスが開催されます。
札幌都心部を中心に、80店近い飲食店がドリンク+タパ(つまみ)を提供し、それを飲み歩いて街を巡ろうという企画です。
札幌のまちにBarバルのような空間を作ろう…という意欲的な取り組みの第一歩。皆さん、是非ご参加下さい。もちろん私も参加します。
詳しくは、まちばるホームページを。
「まちのホッとステーション」とは、日本のコンビニのキャッチフレーズですが、このバルこそ、まさに“ホッとステーション”。
おっかなびっくり入った一軒目ですっかりBARが気に入ってしまった私は、4泊のBilbao滞在中、朝から晩まで一日7回くらいのペースでバルに通いました。
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なにせバル初心者のため、どのようなメニューがあって、どう振る舞ったら良いのか良くわかりません。大学では第二外国語でスペイン語を選択していましたが、卒業後20年を経て、数字さえも1(ウノ)、2(ドス)、3(トレス)、4(クワトロ)…どまりの記憶しかありません。『地球の歩き方』でも、バルでの作法を丁寧に解説してくれていません。
そんな私に強い味方となったのが、川口剛さんの『スペインのBARがわかる本』。デュッセルドルフからビルバオへ飛ぶLufthansaの中で、この本を熟読してお勉強した甲斐があって、スッとパルの世界に入って行くことができました。
スペインのBARがわかる本―グラナダ・バルの調査記録報告書 / 川口 剛
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定番のビール(Cerveza セルベッサ)の他に、良く飲んだのが、アイスコーヒー(cafe con hielo カフェ コン イエッロ)。写真は、最終日に試してみた、アイスカフェオレ(cafe con leche,con hielo カフェ コン レーチェ コン イエッロ)です。

その他、赤ワインを炭酸水で割った発泡酒(Tinto de verano ティント デ ベラーノ)も、夏向きでスカッと爽やかでした。

いずれも、飲み物とタパ(つまみ)で2ユーロ程度、コーヒーだけだったら1ユーロちょっとという気軽さで、一日に何回も出入りできます。
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一日に4回は通ったのは、旧市街にあるホテルの向かいの「Bar BIZKAIA」。朝から夜まで、混んだり空いたりしながら、いろいろな人が出入りしていました。

この「Bar BIZKAIA」は、旧市街にあって家族経営の庶民的なBarですが、店員がこざっぱりとした身なりのチョイ高級Barなんてのもあります。

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川口剛さんは著書の中で、Barの意味について、次のように述べています。
…様々な問題を抱えながら人々が集団で生活する「都市」という社会の中で、家族という単位を構成する「家」の外部に在りながら全くの外部ではない、つまり私でも公でもない中間的な位置に存在し、人々が自分に属する領域として捉えながらも共存者との互いの存在を確認し合うことができる、いわば「第二の居場所」としての役割を果たしているからではないかと考えられる。そして、人々はこの存在を通じて、自分たちの住む−あるいは働く−地域への愛着を感じ、結果として、徒歩圏の地域内に「バル・コミュニティ」とでも言うべき人々の繋がりを生み出しているのでないだろうか。(前掲書p126)
川口さんの主張を「まさにそうだなぁ!」と実感しつつ、後ろ髪を引かれる思いで、Barのあるスペインの地を後にしたのでした。
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スペインに行かない限り、Barを体験できないのか…と残念に思っていたところ、札幌で嬉しい知らせが待っていました。
川口剛さんが主宰している札幌の市民団体「まちばる」で、2006年9月7日(木)〜10日(日)に、さっぽろタパスが開催されます。
札幌都心部を中心に、80店近い飲食店がドリンク+タパ(つまみ)を提供し、それを飲み歩いて街を巡ろうという企画です。
札幌のまちにBarバルのような空間を作ろう…という意欲的な取り組みの第一歩。皆さん、是非ご参加下さい。もちろん私も参加します。
詳しくは、まちばるホームページを。
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